{"links":{"next":null,"previous":null},"count":3,"rowsPerPage":4,"page":1,"results":[{"id":3466,"main_visual":{"id":"3466","file":null},"title":"バースデードネーションの終わりに","body":"<p>少し遅くなってしまいましたが、バースデードネーションへのご参画ありがとうございました。珍しく、自分たちの団体のための資金集めをしたのですが、77,906円もの資金を頂けました。この資金は勝手ながら、一般財団法人リープ共創基金のリブランドのために使わせて頂こうと思っています。</p><p>さて、私自身は寄付をする時にインドのスラムで出会ったホームレスの少年を思い出すことがあります。話をしていたら、仲良くなってしまい、一緒にご飯を食べただけの関係です。</p><p>衣服とも呼べるかどうか怪しい身ぐるみだったのですが、裏腹に彼は英語が堪能で、彼は僕と対等に話をしてくれました。俺はアイスクリームを食べたいとか主張はするのに、要求をしないという不思議な紳士さを持ち合わせていて、じゃあ、ご飯でも一緒食べるかと近くのレストランで食事の合間の話をしました。</p><p>なんでおまえそんなに英語を喋れるのだ？と聞いたら、スラムの中にも（NGOとかがやっている）学校があるのだ、知らないのか？と諭されました。身ぐるみで自分の能力を判断されざるを得ない状況での彼なりの抵抗だったのかもしれません。</p><p>なぜ、こんな話をしているかというと、財団という仕事は「選ぶ」仕事だからです。例えば、スラムの少年に教科書を提供するのがいいか、食料を提供するのがいいか、それとも金銭なのか、学校をつくるのがいいのか、さらには、どの地域のどの少年に支援を提供するのか、もしくは、しないのかということを悩みながら資金提供を行っているのが財団です。</p><p>「選ぶ」ということは、彼らの尊厳を奪う行為にも守る行為のどちらにもなり得ます。選ぶということは、彼らの尊厳を奪う行為にも守る行為のどちらにもなり得ます。</p><p>我々は財団のミッションを「最も困っている状況に置かれている人々に最高の支援を届ける」という言葉に昇華させたところなのですが、そんな時に彼のことを思い出したのでした。我々ははたして当事者の尊厳を守る資金提供をできているのだろうか？そんなことを自問自答したりもしています。</p><p>財団のリブランドでは、当事者の尊厳も射程に入れながら、改めて皆様との関係を育てていく機会にさせて頂きたいと思っています。バースデードネーションは手作りのご馳走を頂いたような感覚になりますね。改めて感謝をしています。</p><p>おそらくスラムの彼は今、20歳くらいで活躍している頃だと思います。ただ、彼のような状況に置かれている人々はまだまだいますし、彼はその中で幸運に恵まれた方なのかもしれません。改めて、届けるという挑戦を貫いて行こうと考えています。</p><p></p>","campaign_id":1836,"created_at":"2021-10-07T16:34:52.544314","is_released":true,"released_at":"2021-10-07T16:34:52.544314","unreleased_at":null,"display_date":"2021-10-07T16:34:52.544314"},{"id":3077,"main_visual":{"id":"3077","file":"https://storage.googleapis.com/syncable-app/campaign/reports/a8aba1c5b1d2462caf431c5d47beb2fd.jpg"},"title":"注射の打たれ方とリスクの受け入れ方","body":"<p>こんばんわ。かとてつです。</p><p>私、患者のプロとしてサバイバルを続けてきたのですが、親もすごい名前をつけたなあと思うのです。</p><p>”徹”するに”生”きるにと書いて、”徹生”という名前をつけてもらいました。中国のスーパー社会起業家に\"徹生 means survival\"と言って、笑いを取ったのはいい思い出ですが 、本当にそういう人生になってしまいました。</p><p>さて、私は人生の少なくない時間を病院で過ごしています。病院で長く過ごしていると、居候っぽくなってしまい、いたたまれなくなるのですが、かといって、点滴もなしに野放しというわけにもいきません。そして、すぐに現世に帰りすぎるとどれほど苦労するのかということも身体で覚えてきました。</p><p>さて、今日はみんなも経験している注射の話です。どうやら、いい注射の受け方！というのはあるようなのです。</p><p>私自身は子供の頃から注射がとてもとても嫌いで、しかも、今よりずっと注射の針が太かった頃からよく注射を経験しています。そして、案の上、注射が本当に嫌いになってしまいました。なんで、あんな太い針にザクザク刺されないといけないのだろう・・・？と。</p><p>とはいえ、私もプロ患者としての成長を続けています。私の経験した心臓病では、少なくとも40日ほど（つまり、これだけでも、40日×二回ほど）病院に入院することになります。手術を抜いても、1～2日に1度くらいは採血や点滴の入れ替えがあり、そのたびに針をそれなりに身体の深くに受け入れることになります。数えれば、私の身体は数百回の注射と、数回の大きめの手術を経験しているわけです。</p><p>そうすると、やはり、プロの患者としての成長を遂げていくわけです。経験をしたなかなか経験したことがないかもしれませんが、何度も注射や点滴を繰り返しているうちに血管自身が採血や点滴を拒み始めるという時期が訪れます。</p><p>皮膚にかさぶたができるように、血管も硬くなり、注射をはじくようになってくるのです。いやいや、それを医師が看護師さんが受け入れてくれるわけではありません。なにせ、生命の危機があるから、こちとら入院しているわけです。</p><p>その結果、回復のための注射ならと妥協していた私も、いつしか、実りのない注射に、つまり、ザクザク刺されるだけで、点滴まで通らないという不毛なサイクルに嫌気がさしてくることになります。。</p><p>そんな時に私はちょっとした実験を始めました。</p><p>ラッキーと思って注射を受けるようにする。もしくは、いやー、絶対無理と思って注射を受けるか。選んでから注射を受けようとする。と心持ちを決めてから注射を受けよう、と。馬鹿みたいに聞こえるかもしれないのですが、前者の方がうまく注射の針が通っていったのでした。</p><p>よく考えれば、皮膚も血管も身体の一部なので、緊張がなければ、外部の何かを受け入れやすいのかもしれません。</p><p>後日、看護婦さん「いい注射の受け方ってあるんですかね？」と聞いてみたら、たしかに、患者さんが緊張していない方が私たちも注射をしやすいんです、とのことでした。向き合たくないと思うものこそ、祈りの力が必要なのです。</p><p>ちなみざ、ザクザクと刺されていくと、点滴を取れる血管が少なくなってくるのですが、最後は手技によるそうです。もちろんのこと、心臓外科の先生方はウルトラ頭が良いだけではなく、超絶手技にも長けているようで、みんなが困ったら、採血にも現れるそうです。最後はなんとかしてくれる人がいるのです！</p><p>あ、忘れそうになってしまいましたが、社会起業家と注射の受け入れ方には共通点があります。</p><p>リスクを受け入れることのできない起業家がうまくいくことは原理的にありません。なぜなら、起業家というのは、自分や組織が持ち合わせているキャパシティをはるかに越えた目標を達成することが目的の生き物だからです。</p><p>目標の低い、もしくは、リスクを受け入れることのできない起業家は原理的に起業家ではないわけです。だから、必要であれば、注射のような痛みすら積極的に受け入れ、血肉にしていくというマインドセットも大事なのです。</p><p>私自身はプロの患者としての旅路を続ける中で、職業人生をかけて注射や手術をしてくれる看護婦さんや医師に敬意を払うことを優先しようと思うようになりました。同様に力を貸して頂けることに本当に敬意を払うことのできる社会起業家でありたいなあとも思ったりしています。</p><p>私は最近、痛みを受け入れていくというプロセス自体を想像することに時間を取るようになりました。私は、注射のみならず、心臓に人工弁という小さな装置を入れているのですが、その音が嫌いでなりませんでした。ただ、もう少し、前に進んでみようかなと思った時にふと、その音が自分のことを守ってくれているような気がしたのでした。</p><p>最後に、あらためて心臓手術の執刀を担当して頂いたT先生とN先生に感謝申し上げます。</p><p>何を書こうしていたかわからなくなってきましたが、もう少し続きます。</p><p>ああ、そうだ、before K after K とボードメンバーに言われているエピソードがメインでした。31日まで続きます。</p>","campaign_id":1836,"created_at":"2021-07-28T22:11:35.537030","is_released":true,"released_at":"2021-07-28T22:11:35.537030","unreleased_at":null,"display_date":"2021-07-28T22:11:35.537030"},{"id":3059,"main_visual":{"id":"3059","file":"https://storage.googleapis.com/syncable-app/campaign/reports/9118e688141b43349dc703740e295ebd.jpg"},"title":"救急車の呼び方とヘルプの出し方","body":"<p>前回の心臓病の手術の際（二回目）は、40度近くの熱が2~3日続き、そろそろ死ぬかな？と思い、ふらふらとかかりつけの総合病院まで自力でたどり着きました。</p><p>タクシーを使っても同じような時間だったので、最寄り駅まではJRで移動。途中で朦朧とし、横須賀線でへたりこんでしまい、となりのおっちゃんが腕を貸してくれ、駅員さんのところまでリレーをしてくれました。言葉を交わしたことのない方々の優しさをあれほど感じたことはありませんでした。</p><p>さて、駅員さんから最寄り駅のタクシーの運ちゃんにリレーされ、なんと、緊急の患者を断らないという不思議な病院へ移動。ふらふらしながら、医師の検査を待っていると、次々と検査が決まり、入院か帰宅か判断を迷うものの、大事をとって検査入院にしましょう、という医師の判断が下されました。</p><p>入院は慣れているものの、救急で運ばれた時に生活用具まで持っていくかどうかという判断はなかなか難しいものですね。翌々日に90台の祖母が生活道具を持ってあらわれた驚愕も忘れられない光景です。（僕は30年前から来年はシヌシヌ詐欺を繰り返されています。）</p><p>さて、こんなことを書いてみようと思ったのは、バースデードネーションを頂く代わりに、医療を受けるコツみたいなものをお伝えしようかなと思ったからでした。なにせ、私は医療のヘビーユーザー。公害健康保障、全寮制擁護学校に始まり、障害者手帳一級も頂いているサバイバーなのです。</p><p>その中で、全国民が知っていた方がいいと思うことがいくつかあります。一つ目は、救急車の使い方です。</p><p>僕が一回目の心臓の手術を受けることができたのは、近所のお医者さんが素晴らしかったからでした。温厚で素晴らしい人柄の先生でしたが、血相を変えて、本日中に必ず、総合病院にかかりなさい！と教えてくれました。その日に総合病院で診断を受けることができなかったら、僕はアウトだったようです。</p><p>私が経験した感染性心内膜炎というやつは見過ごされやすい病気で、近くに日本トップ水準の医療体制があることを見越しての判断だったと思います。Y先生、あらためて、ありがとうございました。</p><p>さて、私はたまたま幸運に恵まれたわけですが、良い緊急医療に出会うにはどうすればいいでしょうか？私もプロ患者として育ってきたので、自分の治療のついでに色々とノウハウをためることにしました。注射の打たれ方から、救急車の使い方まで。</p><p>―――先生、ぶっちゃけ、救急車っていつ呼べばいいんですか？患者としてはためらいもあるんですが？</p><p>と私は聞きました。</p><p>―――自分で動けなくなった時に救急車を呼べばいいんだよ。だって、運んでくれるためのものでしょ？</p><p>と先生は言いました。</p><p>ああ、こんな簡単なことなのに、誰も教えてくれないのはなぜだろう、と私は思いました。死ぬ寸前まで余計な我慢をしてはいけない、動けなくなったら、即、119に電話すればいい。</p><p>ちなみに、その後、119に電話をしたことが一度だけあるのですが、自分はこんな症状なのですが、救急車を呼んだ方がいいかだけ教えてくださいと連絡し、相談をしました。電話をかけてみると、本当に優しい対応で、症状が続くようなら、もう一度かけてくださいということと、何かあった時のためにあなたがいる場所を教えてくださいという優しい声かけでした。</p><p>そういえば、予防のための窓口でもあるので、救急車が必要かどうかも相談すればいいのでした。</p><p>そんなことを学ぶに連れ、保健体育の授業の中でそんなことを教えてくれればという思いは募るばかりですが、そこらへんは公私混同しながら進めたいと思います。</p><p>さて、こんなことを書いてみようと思ったのは、社会起業家のあり方とヘルプの出し方に通ずるものがあるなと思ったからでした。私が覚えたのは、窓口に電話してどうしたら良いか早めに聞いてみるという単純なことでした。こんな小さなことで救われる命は無数にあるわけです。実は、社会起業家の支援もにたようなものかなと思ったりするのです。</p><p>長くなってきたので、次回に続くことにします。<br></p>","campaign_id":1836,"created_at":"2021-07-26T21:53:10.439608","is_released":true,"released_at":"2021-07-26T21:53:10.439608","unreleased_at":null,"display_date":"2021-07-26T21:53:10.439608"}]}